2011年2月13日日曜日

PCDJ用スイッチャーまとめ

ちょっと前まではPCDJといえばSerato Scratch Live一色だったクラブのDJブース。
最近では現場でもちらほらとTraktor Scratchをはじめ色々なソフトを使うPCDJユーザーが増えてきました。
PCDJの利点のひとつに、クラブの機材に影響されることなく自宅のDJ環境を持ってこれる点があります。
そういう意味では、ターンテーブルをはじめとする他のDJ機材のようにデファクトスタンダードを選ぶ意味が薄れてくるので、当然の傾向といえば当然なのかもしれません。

しかし、ここでひとつの問題が生じます。
それは、大抵のヴァイナルコントロール用PCDJソフトウェアには専用のオーディオインターフェースが存在し、別の種類のPCDJユーザー同士が交代する際には複雑な配線を毎回やりなおさなければならない、という点です。

これを解決してくれる画期的アイテムがPCDJ Switcherです。
スイッチャーをあらかじめ配線に組み込んでおくことで、PCDJを複数台同時に接続し、簡単に切り替えることが可能になります。
また、PCDJを使わない場合でも、Phono信号をそのままスルーすることで問題なくDJができます
今日はこのスイッチャーに関して簡単にまとめてみます。


Magma Switchbox
おそらく最初に発売された製品がこれだと思います。
ただ、構造的に色々と問題があるらしく、日本国内で取り扱ってるところはあまり無いです。
色々と改良されたv2という新型も発売されていますが、こちらもあまり評判は良くないようで・・・。
よっぽどのことが無い限り避けたほうが無難でしょう。
値段は2万円前後が多い模様。

Exform PDS-1
PCDJを同時に3台まで接続可能。
更にPCDJ用の端子群を上部につけることで接続も簡易化。
まずこれ買っとけば間違いないだろうと思われる一品。
相場は3万前後。

Rodec Patch Live
DJミキサーでも有名なRodecが製作。
PCDJを同時に2台まで接続可能。
PDS-1と同様上部に端子群があり、接続も容易。
ミキサーにかぶせるように設置することができ、見た目にもスマート。
相場2万5千円前後。


PCDJもだいぶ増えてきたことですし、そろそろスイッチャーもクラブに常備されるようになるかもしれませんね。
そんなの待てない!買っちゃう!って人はこの記事を参考までにどうぞ。

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